
業務内容 : 1万社起業へ助成制度 経産省、数百万円を補助
業務内容 目次
1万社起業へ助成制度 経産省、数百万円を補助
8月29日付けの日本経済新聞に、「1万社起業へ助成制度 経産省、数百万円を補助〜“ちい
さな企業”未来補助金〜」の見出しで記事が掲載されました。
これは、地域に根ざした会社を増やすことで、地域雇用の担い手として、地域雇用の受け皿としての期待
を込めての補助金政策のようです。
また、独自技術の担い手になる企業を生み出すことも期待の一つとしているようです。
政策の具体的な中身は、「1社あたり数百万円程度の小口の助成制度を創設する」との内容。
今回の補助・助成は、若者らの小規模な起業で従業員が数人〜十数人の規模の企業を支援対象と想定
し、5年で約1万社を支援していくようです。
具体的な業種としては、ウェブデザインなどIT(情報技術)関連や子育て支援、介護や学習塾、食品販
売など比較的なじみのある業種が支援対象企業として例示されていますが、対象となる業種はもっと幅広
くなることが予想されます。
補助・助成を受けることになった場合、起業時に事業にかかる経費が補助されます。
金額的な規模としては、通常、政府の助成事業は1,000万円以上の大規模なものがほとんどですが、
今回の「“ちいさな企業”未来補助金制度」は、100万円規模のものと、その名の通り小さな企業向け
となっています。
補助金・助成金といえば、申請をしてもなかなか通らないのが通常ですが、今回の場合は比較的補助
の対象として選ばれやすいのではないかと思います。
ただし、この補助金・助成金制度は、現時点では実施が決定しておらず、来年度予算案の概算要求に
盛り込む重点施策として示されているにすぎないことにご注意ください。
この補助金・助成金に申請するには事業計画を作る段階から、起業経験のある経営者や金融機関、専
門家の支援を受けるのが条件となっていますので、起業を希望される方は当事務所へご相談ください。

